「…う、浮竹…隊ち―ひ…っ!!」

猫が毛を逆立てるかの様に身震いして

ぎゅっ…と俺の腕にしがみ付く

「――っ!」

さっき迄の勝ち気な表情は何処にも無く

潤んだ紫が、時折そろりと開く



 朽木は今、雷に必死だから

 こんなに俺がきつく抱き締めても、安心して腕の中でじっとしてくれている


10.今だけは、


思いきり抱き締めても良いよな?





■とうとう書いてしまった雷ネタ 隊務中に鳴られて、雨乾堂に避難避難(笑)