師走の一日


今日から師走

年の瀬故の忙しなさがあちこちで感じられる

私も今日は特別任務であった
現世で死神代行をしている一護の任務実績の確認その他色々な役目を浮竹隊長から直々に受け、現世へ向かった
現世(こちら)に来るのは、数ヵ月 いや半年振りだろうか
浮竹隊長のあたたかい御心遣いを感じた




久し振りに会った一護は眉間の皺は相変わらずで、井上も石田も茶渡も皆 元気で変わっていなかった
久し振りの空座町は、何だか色取り取りに飾られていた

尋ねると“くりすます”が近いからだとのことであった
そういえば、以前にも井上に同じようなことを教えてもらったような気がする


“くりすます”といえば、浮竹隊長も同じようなことを仰りながら、何かしておられたような…


浮竹隊長で思い出した

昨年 この時期に浮竹隊長から胡瓜の沈菜を頂いて、
でも私には辛すぎて、結局兄様が召し上がられたのだった


今年は浮竹隊長にちゃんと私の方から御歳暮を贈らなければ

さて、何が良いだろう

明日帰るまでに、現世(こちら)でも探してみよう



久々の小汚い押入れも相変わらずだ